台所リフォーム(床編)と、リフォーム進捗

壁の直しが終わり、次は床の張り替えです。
奥が台所、手前がダイニングです。

床を解体し、根太を全部外したところです。
よく歩く場所に大引きがなかったので、追加で入れました。(石が転がっている位置)
もともとの床板は栗材でした。厚みも20㎜ほどあり、根太も60㎜と屈強だったため
大引きが1820mmと広い間隔でも大丈夫だったのだと思います。


よーく見ると、絶妙なバランスで乗ってる(笑)
でも梁のような栗材の大引きです。石は束の下に直しました。


排水管だって、意外と簡単な仕組みなんですね。
もしかしたらこれもセルフリフォームだったのかも。
こうして床下を観察するのも大切です。


新しいキッチン用に、排水位置を変更しました。 


今回根太は高さ調節せずに、新しいものに交換しました。
床下には、調湿とカビ防止用に「エアクリーンウォール(床下用)」を
撒いています。原料は珪藻土です。 ばら撒いて水をかけると固まります。
防虫・防腐対策に通気口を空け、束と土台にはクレオトップを塗布。


いつも通り、断熱材をはめ込み、気密テープを張ります。
自然換気も良いのですが、なんと言っても寒い。
床の気密だけは入念にしています。

そして、床を張っていくと…全然色が違う!
オイルを塗れば、近い色になりますが、
良い色に変化していることがわかり、うれしくなりました。
使って行くうちに、なじんで来るはずです。


一枚一枚すき間のないよう、ビス止めしていきます。
(ビスはダンドリビスの三角仕上げを使用)


冷蔵庫を置く位置に、床下点検口を設けました。
ここが結構難しかった。


こんな感じに仕上がりました。
右端に巾木をつけて、床の浮き上がりを防ぎます。
この上が冷蔵庫置き場になります。


全体にオイル(メルドス、クノス)を塗り、完成です。
断熱と気密の効果は絶大で、明らかにすき間風が減り、
足元の冷えが軽減されました。
(腰壁の表面温度:1度→7度!!)



棚はこのように仕上がりました。
柿渋とオイル(クノス)をぬり、落下防止のバーを取りつけました。
焼きの入った鉄の棒で、廃材を使っています。
バーナーであぶって曲げるだけですので簡単です。
大満足の仕上がりになりました!


リフォームの進捗です。水色部分は、床の張り替え完了。
残すは6畳の和室のみとなりました。
でもその前に、造作キッチンの製作です。楽しみ!

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